サーモンパッチ(ウンナ母斑)とイチゴ状血管腫

新生児期にみられる一過性の毛細血管拡張による母斑をサーモンパッチと呼び、前額部、眼瞼部に見られ、早期に消失します。項部、後頭部にあらわれるものを、ウンナ母斑といいます。サーモンパッチと同様に、出生時からか、生後まもなく現れ、やや赤みが強い。大きさは、点状のものから、5−6cm大の班状のものまであります。イチゴ状血管腫は、大小さまざまで、盛り上がり、しだいに大きくなりますが、生後6ヶ月がピークで、たいていのケースで5-6歳のころには、殆ど消えます。

2.8
1ヶ月検診 生後33日
左の上眼瞼と鼻口部にサーモンパッチがみられる
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後頭部のウンナ母斑
項部のウンナ母斑
右大腿後面にイチゴ状血管腫
 鑑別疾患
  火焔状血管腫とスタージウエーバー症候群
  海綿状血管腫とカサバッハメリット症候群

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